2019.9.8 「第二回十勝清水肉・丼まつり」に行ってみた
さて、この週の土日はどこに行こう、そう考えていたところに同僚の地域担当から情報が入ってきたのがこの十勝清水肉・丼まつりである。
事前に調べてみたところによると、「全国No1&北海道No1のご当地どんぶりを生んだ清水町がおくる食の一大イベント」とのこと。何とも魅力的な響きではないか。
しかし丼って、そんなに何杯も食べられるもんではない。1杯500円ともなると、それなりの量がのっているだろう。
さらに一人で行くことになるとシェアもできない……
そこで思いついた作戦が、運動を兼ねて行くこと。すなわち、自転車で向かうことだった。北海道に来てから食が豊富過ぎて増量傾向明らかなので、ダイエットにもよろしい。
私はクロスバイクを持っているので、それで片道30km行ってることにした。ここまでのロングライドはしたことないが、何とかなるだろうと。
しかしいざ向かってみて気づいたのだが、帯広中心部から西に向かうと、基本上り基調で往路は大変辛かった。。車では気付かなかった、新たな発見。
幸い曇天だったので、ライドするには天候には恵まれ、90分弱で何とか会場に到着した。
正直、思った以上の人出だった。
後日地元の人に聞いたところ、前回第1回は予想以上の来場者数で、丼売り切れ続出で、今年は増量して臨んだとのこと。
肉イベント、テレビだとよく東京のイベントが取り上げられている気がするが、肉大好きは日本全国共通と言ったところか。
どれを食べるか悩ましい。
できれば、清水町で多く飼養されている牛を食べたい。
そしてできれば、あまり食べる機会がないものがよろしい。
そこで最初に選んだのは……
牛とろ丼と並ぶ清水町ご当地グルメの十勝牛玉ステーキ丼。牛とろ丼は食べたことがあったので、食べたことのないこちらをチョイス。
ステーキと卵のハーモニーに加えて、味付けも絶妙。ちょっと濃い目な味付けな気もしたが、30kmライド後の疲れた身体には染み入る。
次に食べたのは……
ブラウンスイスなんて食べたことない!と思ってこちらをチョイス。
乳を搾り終わった廃牛を使っているのかと思いきや、雄牛を肉用に肥育しているらしい。なるほど確かにパサつきもなく、味がしっかりしていて美味しい。
中々できない食体験だった。
普通であればこれで止めにするところだが、運動してきたこともあってまだ食べられそう。
帰りも運動するし、せっかくだから3杯目もいってしまった。
さすがのJAクオリティ、安定の美味さだった。
ちなみにところどころで出てくる「十勝若牛」であるが、これは清水町のブランド牛。
普通は「国産牛」として市場で出回るホルスタインの雄を肥育したもののブランド化を図っているらしい。肉の格付けを考えると中々高い値段設定にはできないと思うが、今後注目したいブランドの一つだ。
何しろホルスタインは十勝だけでとんでもない頭数が肥育されている。ブランド化に成功して付加価値がつけば、その影響は大きいものになるだろう。
ちなみに牛肉・豚肉だけでなく、鶏肉も。帯広のソウルフードのとり清の出店もあった。
前週のとかちマルシェでは出店がなくて、出せば凄い人が殺到しそうなのにと思っていたが、こちらで発見。出店基準が気になる……
ということで、満足して帰路についた。
復路は日が出てしまい暑くなってきたが、下り基調のため気持ち良いライドとなった。
ちなみに清水町は最近こういったイベントを推進中のようで、今回のイベントが第二回であることに加えて、10月には第一回目の「十勝清水にんにく肉まつり」というイベントが開催されるようだ。
このイベントにも行くことにしているので、いずれまたレポートしたい。