2019.10.6 「2019ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ世界大会」に行ってみた
所謂、「人間ばん馬」というやつ。
競馬場は家からすぐ近くだし、どんなのか気になって観に行ってみた。
ちなみに人間ばん馬のルール、HPから引用すると…
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(1)帯広競馬場本コース(200m)で6人1チーム<騎手(女性限定)1名、引き手5名>でレース実施。
(2)スタートゲートから前半110mを騎手(女性)が走り、第2障害の手前10m地点で騎手がソリに騎乗。ゴールまでの後半90mを騎手を乗せたソリを引き手が引き、ゴールを目指すタイムトライアル競技。
(3)予選5レース、決勝レースで構成し、全てのレースとも1レースにつき5組で実施。
(4)予選タイム上位5チームが決勝に進出。
(5)ソリの重量は、予選戦は150㎏、決勝戦は180㎏とする。
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ということらしい。
予選ですら一人当たり40㎏以上のものを引く、しかもダートでは摩擦係数もかなりかかるだろうし……想像以上に過酷なレースっぽいなこれは。
着いてみると予想どおり家族連れがいっぱい。出場チームの家族や仲間が多いみたい。
出場チームも、同じ職場や地元の仲間で構成されているようで、さながら体育祭のような雰囲気だった。(チーム紹介のペーパーが中々面白かったのだが、なくしてしまって残念。)
さて、レース観戦。
ちなみに私が行ったのは予選。15分刻みで6レース程。
まず最初に驚いたのが、この最初の女性の徒競走、これが想像以上に辛そう。
足場がかなり柔らかいようで、砂に足をとられて本当にみんな必死。中には転ぶ人までいた。(ボテボテ倒れるもんだから申し訳ないが笑ってしまった。)
なので、110mという距離ながら、ソリに着いた時点でトップと最後でもはや逆転無理なのでは?というくらい差がついてしまっていることが多かった。
女性はソリに乗るだけかと思いきや、そんな甘いもんではなかった。
そしていよいよ、ばん馬が始動である。
いやはや、仲間の応援を受けながらソリを引く男性陣、見るからに辛そうだった。あれを1頭でわりと軽々進むばん馬、恐るべし。
ちなみに力不足で全然進まないチームも中には出てくるわけだが、ゴールしないと解放されないようで、最後まで会場のみんなに応援されながらがんばってゴールしていた。ばん馬のように見逃してはもらえないようだ。
一見の価値はあったけど、仲間が出ていたらもっと楽しいだろうなこりゃ、と思いながら決勝はパスして会場を後にしましたとさ。
2019.10.5 「第1回 十勝清水にんにく肉まつり」に行ってみた
先日の肉・丼まつりに加えて、またもや清水町で祭りがあると言うことで、行ってみた。
(↓参考↓)
その名も……「十勝清水にんにく肉まつり」。肉・丼まつりは第二回、今回の祭りは記念すべき第一回!
清水町では初夏にもアスパラ祭りなるものもあるらしく、祭り急増中の様子。他人事ながら、町やJAの職員の方々の負担が心配になるほどだ。
にしても、なんともインパクトのあるネーミングである。にんにくの祭りって聞いたことねーぞ。
字面もにんにくのインパクトが強すぎて、もはや「肉」という文字が入っていることにしばらく気づかなかった。にんにくにどれだけ人が集まるのだろうか……
早くもにんにくでゲシュタルト崩壊してきた。
にんにくにんにくにんにく……
清水町の祭りでは、アスパラ祭りも含めて、このような焼き台の景色は定番になっているらしい。
なお、椅子やレジャーシート、皿や軍手は各自持参となっている。省力運営。
受付を済ませると焼くための肉やにんにくが受け取れるわけだが、その横でにんにくのつかみ取りをやっていた。そこそこの人が並んでいた。
普段スーパーで売っている国産にんにくの価格を考えれば破格だろう。
地元のおばちゃん達は、それはもう1回2回どころではないくらいつかみ取りをしていた。いくら家族とは言え、そんなににんにく使うのかな……
さて、お待ちかねの肉焼き……の前に、露店を回ってみた。
ちなみにこれらの露店の食べ物、全てにんにくを使うことになっているらしい。徹底していてとても良い。
なお、肉・丼まつりに続いて、またもや「鳥せい」の出店あり。またもやどうして?と思ったら、なんとこの会社、本社が清水町らしい。地元の祭りだから出店するのか、それは納得である。
当日は普段お店では売っていないガーリックあげなるものが!( しかしこれ、わりと早く売り切れてしまったようで、帰るときに晩酌用に買おうかと思ったら時遅しであった。。)
そんな中、空腹の私が選んだのは……
さぁ、これを食しながら、ようやくの焼き焼きである。
前売券1300円、もしくは当日券1500円でもらえるものがこちら。
さすがの地元農産物の祭り、コストパフォーマンスは抜群だ。
この量、この場で食べきれるかな…?と最初思ったが、野外のBBQのテンションであっさり完食。
肉とにんにくのコンボはさすがに美味しかった!
その他、当日はTEAM NACSのリーダーの森崎さんがテンション高めのトークライブをしていたり。
(彼が露店を回っているときに近くで写真を撮ったら、取り巻きの人に怒られた。そういうもんなのね……)
にんにくのキャラクターの名前を公募していたり。
私は「十勝にんにく王子 清丸」で応募。結構良くないかコレ。選ばれたら嬉しいぞ。
来年もまたぜひ行きたいと思えるイベントだった。来年はどう進化するか、楽しみである。
2019.9.14 「ばんえい十勝道新花火大会」に行ってみた
ミルクフェスタと同じ日、家からほど近い帯広競馬場にて、花火大会が開催されると言うではないか。
正直家の窓からでも見えるんではないかと言うほど近いのだが、せっかくなので最初は現地で見てみよう、露店で飲み食いしながら競馬を見てその後花火何て中々オツではないか、と言うことで行ってみた。
着いてみると露店がいっぱいで、普段の帯広競馬場とはだいぶ違う雰囲気。
しかし9月も中旬になると十勝はもう肌寒く、早くも夏どころか秋も終わりなのではといった空気。
和歌山にいたころからすると考えられん……
競馬の観戦客も心なしかいつもより多かった。
8月中旬に行った重賞のばんえいグランプリのときですらこんなにいなかった気がするが……
知人が来て飲む前の夕方に行った時も人が多かった気がするし、ばんえい競馬は競馬ファンに加えて、地元のファミリーにも支えられている面が他の競馬以上以上に大きそうだ(しかしこういうイベントの日は入場料無料なので入場料収入はない)。
そしてそれを裏付けるかのように、最終レースが近づくにつれて人がどんどん増えてきた。
花火だけ観に来る人がこんなにも多いとは。正直予想以上だった。若い人もいっぱい。
一人観には少し肩身が狭く、それより帰りの渋滞に巻き込まれたくないということで、当初は中央付近にいたが入口付近に場所を変え、花火終了早々に会場を後にしたのであった。
しかし花火は中々に近く、競馬場敷地内から打ち上げられるのはシュールで、行ってみて良かったと感じられたイベントであった。来年は家の窓から観ることにはなると思うが……
なおその他には、ようやく競馬場敷地内の直売施設「とかちむら」をしっかり見てみたところ、予想以上に品ぞろえが良いということも新たな発見であった。
野菜やチーズを買う際は、たまに足を伸ばしてみようと思う。
銀の匙の世界、ここにあり。
イベントなくとも、十勝に来た際はここ帯広でしか観ることができない北海道遺産、ばんえい競馬をぜひ観に来るべし!
2019.9.14 「よつ葉ミルクフェスタ2019~十勝主管工場開放DAY~」に行ってみた
明らかに家族向けのイベントだな……と迷いながらも行ったのがこのイベントである。
https://www.yotsuba.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/08/f254b3a88782b61833501f435d6cb92a1.pdf
地域に根差した乳業メーカーであるよつ葉の大イベント、一体どんなものか。
そして「主管工場」とは何ともカッコイイ、そして魅惑的な言葉ではないか。こんな言葉初めて聞いたぞ。
先日の清水の肉・丼まつりに続いて、運動がてらクロスバイクで行ってみた。
片道8kmナリ。30分くらい。
お昼時だと混むかな?と思って、13:00過ぎに到着。この時間でもまだまだ新たに入場する人がいた。
目論見どおり人出はほどほどだったが、無料配布のものは既に終わっていたし、JAの販売物も結構売り切れていた。露店の食べ物のみならず、よつ葉の製品までチーズは売り切れで小パックの牛乳とコーヒー牛乳だけ残っていた。
遅く行ったからには覚悟はしていたが、予想以上で残念。来年も行くとしたら、早目の時間に行かねばならん。
そんな中、ありついた昼食はこれ。
ミルクの味も生きていて中々の美味であった。
ちなみにこの麺、今回の会場がある音更町の名産であるブロッコリーを混ぜ込んでいる麺らしく、ブロッコリー麺として結構アピールしてる。
食べてわかるかと言うと……わかりませんでしたゴメンナサイ。麺そのものはとっても美味しかったんだけど、ブロッコリーを感じたかと言うと……
ちなみに別の日でそのラーメン祭りまで開催されていたようだ(不参加)。
この後はビザを食べる予定だったんだが、ラーメンを並んで食べてる間に売り切れてしまっていた。無念。。
しかも後から、あの十勝で(たぶん)知らぬ者はいない「ますやパン」とのコラボということが発覚! ますます無念。来年こそは食べたい食べねばならぬ。
そしたらもうデザートで良いか、ということで、いざ、よつ葉ソフト。
初めて食べたが味はさすが濃厚美味だった。
そしてこのイベントで一番驚いたのが、このソフトクリームの値段。
なんと50円か100円かだった。どっちか忘れたが、とにかくこの味でこの安さはあり得ない……!
よつ葉のイベントならではの当日限定なのだろう。もう一つ食べようか、かなり迷った。
そんなこんなで、滞在時間は短かったし、抽選も外れたけど、十勝を感じるのどかなイベントでしたとさ。
ちなみに牛乳パック5つとトイレットペーパー1ロールが交換できることになってて、一人12ロールまで、好評で今年は数を増やして用意とか書いてあったからどんなに並ぶのかと思ったら、自分が言ったころには並んでもおらず、まだ大量のトイレットペーパーが積まれていた……
金額としては大したもんではないけども、ちょっとしたお得感とエコ感は得られるので、1年間貯めて来年交換しに行こうかな、と思った。少しだけ。
十勝のスーパーにて~たこ頭~
全国転勤をしていて、さらに食べ物好き、自炊もたまにするとなると、ご当地のスーパーはいつ行っても楽しみだ。
野菜、果物は流通の発達により値段の違いこそあれだいたいのものがどこも揃っているが、やはり違ってくるのは鮮魚だ。特に北海道の鮮魚ともなれば、期待はどうしても高まる。
ちなみに一つ前の和歌山の最寄スーパーは「オークワ」だったのだが。特徴的だったのは、太刀魚やハモやクジラ。さらには、那智勝浦産の生マグロまで置いてあった(これはさすがに割高だったが)。
特に太刀魚は和歌山で沢山獲れる庶民の魚、という位置付けで、購入者が多いのだろう、たまに県外産のも置いてあるくらいだった。(なお私は、太刀魚だったら、スーパーに置いてないようなサイズの塩焼きが好き。)
さて、北海道は十勝に話を戻すと。
今の最寄でよく使うスーパーは「フクハラ」である。アークスグループではあるが、帯広市に本社がある、地元密着型のスーパー。
そんな十勝ローカルスーパーで、最初にびっくりしたのはこれ、「たこ頭」。
文字通り、タコの頭がずらりと並べられている。こんなの初めて見た。内側の白い部分が上になっているのは、何か理由があるのだろうか。
しかも安い。足の半分くらいには安い。確かに食感や味は足の方が上に感じるので、それに応じた値段なのだろう。
これは解凍ものだし通年ありそうだが、これからの北海道、季節ごとにどんなものがスーパーの鮮魚コーナーに並ぶのか、期待がますます高まる品だった。
2019.9.10 「帯広畜産大学産学官金連携交流会”大人のオープンキャンパス”」に行ってみた
地元の帯広畜産大学でこんな魅力的なイベントがあったので、仕事柄もあり行ってみた。初めての農業大学への潜入!
https://www.obihiro.ac.jp/facility/crcenter/news/13195
中々多くの人がいて、しかもスーツ姿の人もいっぱい(自分もその一人だが)。十勝で農業に関わる人の幅広さが感じられた。
マジメな話はもちろん勉強になったわけだが、カルチャーショックだったのが懇親会。
さながら野外パーティーのようだった。自分が知ってる「懇親会」とは違う…(笑)
自分は文系大学だった一方で、社会人になってからは興味の対象が農的なことに移っていったので、これが「これが農業大学か…!」とテンション上がってしまった。もとい、喜んでいっぱい飲み食いした。
ちなみにこのイベントでの一番の収穫は、2020年に十勝に日本酒蔵ができるということを知ったこと。酒好きの自分としては大興奮!
しかもなんと場所は……この帯広畜産大学内! こんな産官学連携もあるのかと驚いた。農業大学として発酵とは縁が深いし、土地は沢山あるんだろうし、考えてみれば日本酒産官学連携にこれ以上適した場所はない。もやしもんの世界、いざここに。
何とかして自分も発酵の勉強に参加できないものか……と少し本気で考えてしまった。
この日本酒がまた美味しかった。特に個人的には、チーズとの相性が抜群。
しかもこの上川大雪酒造、後になって調べてみたら北海道でも今をときめく注目の酒蔵のようだ。今後の動向から、ますます目が離せなくなった。1年目のお酒のリリースが今から待ち遠しい。
2019.9.8 「第二回十勝清水肉・丼まつり」に行ってみた
さて、この週の土日はどこに行こう、そう考えていたところに同僚の地域担当から情報が入ってきたのがこの十勝清水肉・丼まつりである。
事前に調べてみたところによると、「全国No1&北海道No1のご当地どんぶりを生んだ清水町がおくる食の一大イベント」とのこと。何とも魅力的な響きではないか。
しかし丼って、そんなに何杯も食べられるもんではない。1杯500円ともなると、それなりの量がのっているだろう。
さらに一人で行くことになるとシェアもできない……
そこで思いついた作戦が、運動を兼ねて行くこと。すなわち、自転車で向かうことだった。北海道に来てから食が豊富過ぎて増量傾向明らかなので、ダイエットにもよろしい。
私はクロスバイクを持っているので、それで片道30km行ってることにした。ここまでのロングライドはしたことないが、何とかなるだろうと。
しかしいざ向かってみて気づいたのだが、帯広中心部から西に向かうと、基本上り基調で往路は大変辛かった。。車では気付かなかった、新たな発見。
幸い曇天だったので、ライドするには天候には恵まれ、90分弱で何とか会場に到着した。
正直、思った以上の人出だった。
後日地元の人に聞いたところ、前回第1回は予想以上の来場者数で、丼売り切れ続出で、今年は増量して臨んだとのこと。
肉イベント、テレビだとよく東京のイベントが取り上げられている気がするが、肉大好きは日本全国共通と言ったところか。
どれを食べるか悩ましい。
できれば、清水町で多く飼養されている牛を食べたい。
そしてできれば、あまり食べる機会がないものがよろしい。
そこで最初に選んだのは……
牛とろ丼と並ぶ清水町ご当地グルメの十勝牛玉ステーキ丼。牛とろ丼は食べたことがあったので、食べたことのないこちらをチョイス。
ステーキと卵のハーモニーに加えて、味付けも絶妙。ちょっと濃い目な味付けな気もしたが、30kmライド後の疲れた身体には染み入る。
次に食べたのは……
ブラウンスイスなんて食べたことない!と思ってこちらをチョイス。
乳を搾り終わった廃牛を使っているのかと思いきや、雄牛を肉用に肥育しているらしい。なるほど確かにパサつきもなく、味がしっかりしていて美味しい。
中々できない食体験だった。
普通であればこれで止めにするところだが、運動してきたこともあってまだ食べられそう。
帰りも運動するし、せっかくだから3杯目もいってしまった。
さすがのJAクオリティ、安定の美味さだった。
ちなみにところどころで出てくる「十勝若牛」であるが、これは清水町のブランド牛。
普通は「国産牛」として市場で出回るホルスタインの雄を肥育したもののブランド化を図っているらしい。肉の格付けを考えると中々高い値段設定にはできないと思うが、今後注目したいブランドの一つだ。
何しろホルスタインは十勝だけでとんでもない頭数が肥育されている。ブランド化に成功して付加価値がつけば、その影響は大きいものになるだろう。
ちなみに牛肉・豚肉だけでなく、鶏肉も。帯広のソウルフードのとり清の出店もあった。
前週のとかちマルシェでは出店がなくて、出せば凄い人が殺到しそうなのにと思っていたが、こちらで発見。出店基準が気になる……
ということで、満足して帰路についた。
復路は日が出てしまい暑くなってきたが、下り基調のため気持ち良いライドとなった。
ちなみに清水町は最近こういったイベントを推進中のようで、今回のイベントが第二回であることに加えて、10月には第一回目の「十勝清水にんにく肉まつり」というイベントが開催されるようだ。
このイベントにも行くことにしているので、いずれまたレポートしたい。